PHP

提供:senooken JP Wiki
2024年7月12日 (金) 15:10時点におけるSenooken (トーク | 投稿記録)による版 (Testing Database Testing)

Library

Framework

  • Symfony
  • CakePHP
  • FuelPHP: 2010年誕生。
  • Codeigniter: シンプル、軽量。
  • Zend
  • Laravel: 2011年誕生。
  • Phalcon
  • Yii - Wikipedia

Template

いろいろある。

  • Blade: Laravel標準。
  • DIV: 1ファイルでシンプル。大規模には向かない。
  • Smarty: 万能。
  • Twig: 拡張はしにくい。

使うとしたら、歴史の長いSmarty。

高速らしい。

そもそもテンプレートエンジンがいるのかどうかという議論がある。

UI/UXを突き詰めると、JavaScriptを使わざるを得ず、サーバーテンプレートエンジンは初回だけなので、いっそのことJSで全部やろうというのが最近の流れの模様。

PHP自体が一種のテンプレートエンジンという主張がある。が、関数をあれこれ書く必要があり、可読性が悪い。

SmartyよりTwigのほうが性能が上とか。

Volt: テンプレートエンジン — Phalcon 3.0.2 ドキュメント (Japanese / 日本語)」。高速フレームワークのPhalconではVoltを使っている。

Twig

Twig v3のほうが速いらしいが、Smarty v3のほうが速いというデータもある。

Smarty

Pure PHP/HTML views VS template engines views - Stack Overflow」が決定的だった。Smartyの開発者がSmartyのほうがTwigより速いと回答していた。2012年。Smartyでいいと思う。

ORM

Ref:

いろいろある。Doctrineが有名。

  • Doctrine: Symfonyで採用。有名。
  • Eloquent
  • Propel: Symfony v1.2で採用されていた。
  • PHP activerecord
  • PHPDAO
  • PDO: PHP標準。
  • Xyster

ただ、速度を優先する場合、PDOが最速になるらしい。

ORMは別になくてもいいか。

Migrate

  • Phinx
  • Doctrine Migrations

PHPで「Doctrine Migrations」を使ってみる

CakePHPに採用されているPhinxのほうが人気なのでPhinxを使ったほうがよいだろう。

Test

  • PHPUnit

Search

検索キーワードをフォームから受信後、DBにSQLで検索をかけて取得結果を返すのが基本。

それとは別に、検索用のアプリにリクエストを受け渡しして検索するという方法がある。どちらでもいけるような、ドライバーのライブラリーがある。

検索サービスで有名なのは以下。

Laravel Scoutでtntsearchを使う方法がある (Laravel Scout + TNTSearchによる小規模プロジェクトへの全文検索機能の追加 #PHP - Qiita/Laravel ScoutとTNTSearchを使用してサイト全文検索を実装してみる – helog)。

Packagist」の検索結果をみても、tntsearchが特に人気の模様。

Laravel

人気の理由

Laravelの人気を大検証 何が凄いの? | テクフリ

CakePHPのほうが早い。

  • 簡単にマスター可能
  • 自由度が高い

Getting Started

Configuration

Configuration - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

Environment Configuration

DotEnvライブラリーを使っており、ルートディレクトリーの.env.exampleを.envにリネームするとこの設定を利用する。

Directory Structure

Directory Structure - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

  • app
  • bootstrap
  • config
  • database
  • public
  • resources
  • routes
  • storage: フレームワークで自動生成される、コンパイル済みのBladeテンプレート、ファイル系セッション、ファイルキャッシュ類を格納。app, framework, logsがある。
    • app: アプリ生成ファイルの格納。
    • framework: フレームワーク生成ファイルとキャッシュ。
    • logs: ログ。
  • tests
  • vendor

Architecture Concepts

Service Container

Service Container - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

Service Class

Serviceクラスは特定のビジネスロジックの管理に重点を置いたクラス。ビジネスロジックに特化しているから、他のクラスと異なり、通常はプロパティーを継承しない。

app/Servicesに配置して、クラス名の末尾にはServiceの接尾辞をつける。

多くの場合、Eloquentモデルにリンクされたロジックの追加で役立つ。例えば、Userモデルに対するUserServiceのような。ただ、Eloquentモデルとは関係なしに、PaymentServiceのように特定の機能 (ビジネスロジック) に合わせて調整したサービスクラスもある。

ビジネスロジックに特化したユーティリティークラスとかに近い。

うまい作りとしては、Controllerではtry-catchを含んだサービスクラスに定義した関数を呼ぶだけ、呼び終わった結果を返すだけにするとか。

コードがモジュール化されて、保守しやすく整理される。

The Basics

Routing

Basic Routing

routes/web.phpでURL別のアクセス時 (ルーティング) の処理 を設定する。

web.phpはwebミドルウェアグループに割り当てられていて、CSRFガードなどが入っている。

Route::get('/user', 'UserController@index');

上記のような書式で、パスとアクションを対応付ける。

Named Routes

ルートに名前を付けて、後で流用・参照できる。

Middleware

リクエスト受信後にコントローラー処理の前後に割り込んで行う処理の仕組み。プログラムの基本はコントローラーのアクション。

このアクションに共通処理を一括で仕込む場合、コントローラーのアクション単位で処理が必要になる。そのままだと何回も同じことを書く必要がある。

例えば、フォームの送信チェックやログイン認証など。これらを一括で行うための仕組みがミドルウェア。

Views

ControllerからViewにデータを渡す際、user情報など毎回渡すデータがあったりする。そういうのをControllerとは別の場所で自動処理する仕組みがView Composer。Controllerの処理がすっきりする。

ViewはHTMLを保持している。view関数で、テンプレートを指定して、テンプレートで使用する変数を渡せば、Viewインスタンスを取得する。ViewインスタンスがBladeのHTMLを保有している。

いくつかViewインスタンスのメソッドがある。

first: 指定した配列の最初のテンプレートを表示に使う。基本的にアプリなどでユーザーが上書きするよう。あまり使わない。

return view()->first(['custom.admin', 'admin'], $data);

with:

return view('greeting')->with('name', 'Victoria');

Validation

主にPOST系のアクション実行用に、バリデーションというデータの検証の仕組みがある。

ControllerのValidateRequestsトレイトに用意されており、Controllerのメソッドとして使える。

$this->validate($request, [検証設定の配列]);

上記の書式で使う。

ただ、この基本的なバリデーションだとコントローラーに都度記載が必要。できれば、リクエストなどで別でやりたい。

FormRequestという仕組みがある。フォームに関する機能をリクエストに組み込む。コントローラーではなく、リクエストでフォーム処理をやってくれる。

FormRequestを派生させたクラスを作成し、適用するURLパスとルールを定義。使用するコントローラーのアクションの引数に、Reqeustではなく作ったFormRequest派生クラスに変更するとOK。これだけ。

エラーメッセージもFormRequest派生クラスで作れる。

Frontend

Blade Templates

Blade Templates - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

@section/@yield: Template Inheritance

Bladeでは、継承とセクションの2種類のテンプレートの流用方法がある。

Layoutはページ全体のテンプレート。セクションは区画単位のテンプレート。

セクションは@section/@yieldを使って実現する。

@component/@slot: Components & Slots

テンプレートよりも細かい部品単位の流用方法がcomponent。ヘッダーやフッター、ボタンなどの部品単位で流用できる。

viewsディレクトリー以下に格納する。一般的にはviews/components/ok.blade.phpなどのように配置し、components.okなどで、コンポーネント名を指定して読み込む。

component定義側は、通常のBladeと同じだが、コンポーネント内で変数のプレースホルダーを使用できる。これは、利用側の@slotのブロックで引き渡す。

<div class="message">
                 <p class="msg_title">{{$msg_title}}</p>
 <p class="msg_content">{{$msg_content}}</p>
 {{$slot}}
</div>

component利用側で組み込むために工夫する。

@component(名前)
  @slot('msg_title')
    title
  @endslot
    <strong>Whoops!</strong> Something went wrong!
@endcomponent

$slot変数には、@componentsのテキスト、@slotブロック以外が入る。

Laravelに複数の在不明のcomponentを順番に適用させたい場合componentFirstを使う。

@componentFirst(['custom.alert', 'alert'])
    <strong>Whoops!</strong> Something went wrong!
@endcomponent

@slot以外に、変数を渡すこともできる。

@component('alert', ['foo' => 'bar'])
    ...
@endcomponent

@component('alert')
  @slot('foo', 'bar')
@endcomponent

slotの設定方法は複数ある。@slot/@endslotよりかは@slot()で設定するほうが短い。が、@component内は$slotのデフォルト値を入れるとしたほうがわかりやすいかもしれない。

ただし、@endcomponentは省略できない。

名前付きslotのデフォルト値設定はない。やりたければ、??や@ifで自分でやっておく。

@include: Including Sub-Views

レイアウトやコンポーネントのように、変数の引き渡しなど複雑なことをしない場合、単純な定形固定文字列を読み込むような場合、Sub-Viewsというのを使うこともできる。

これは@includeでテンプレートファイルをそのまま読み込むのが基本。親の変数もそのまま使える。他に、引数で変数を渡すこともできる。

@include('view.name', ['some' => 'data'])
@includeIf('view.name', ['some' => 'data'])
@includeFirst(['custom.admin', 'admin'], ['some' => 'data'])

@includeで指定したテンプレートが不在の場合、Laravelはエラーを投げる。このエラーを回避したい場合、@includeIf指令を使う。@includeIfのバリエーションの一種で、配列のテンプレート名で存在する最初のものを使う場合、@includeFirstを使う。

条件がtrueなら読み込む場合、@includeWhenがある。

@include($boolean, 'view.name', ['some' => 'data'])

@ifよりもシンプル。

@each: Rendering Views For Collections

意外と使用頻度が高いのが繰り返し表示。例えば、リストの項目、テーブルの行など。これようの指令が@each

 @each('components.item', $data, 'item');

$data配列の要素をコンポーネントのitem変数に渡す。

// components/item.blade.php
<li>{{$item['name']}} [{{$item['mail']}}]</li>
Displaying Data

Bladeでデータを表示する際は、二重波括弧を使う。

Route::get('greeting', function () {
    return view('welcome', ['name' => 'Samantha']);
});
Hello, {{ $name }}.

二重波括弧は自動的にhtmlspecialcharsでXSS対策してくれる。変数の他に、PHP関数の結果も表示できる。

なお、生のHTMLなどのデータをそのまま表示させたい場合、二重波括弧の代わりに{!! !!}で囲む。

Hello, {!! $name !!}.
Hello, {!! e($name) !!}.

もっというと、e()でエスケープしておくと安心 (Bladeで変数に入れたhtml文字列を表示させる #Laravel - Qiita)。

Helpers - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

Control Structure/Blade Directives
If Statements
Switch Statements
Loops

PHPの反復構造に近いものがある。重要。

@for ($i = 0; $i < 10; $i++)
    The current value is {{ $i }}
@endfor
 
@foreach ($users as $user)
    <p>This is user {{ $user->id }}</p>
@endforeach
 
@forelse ($users as $user)
    <li>{{ $user->name }}</li>
@empty
    <p>No users</p>
@endforelse
 
@while (true)
    <p>I'm looping forever.</p>
@endwhile

公式マニュアルに記載がないが、foreachはPHPのforeachと同じく foreach($array as $key => $value) 形式にも対応している。

The Loop Variable
Additional Attributes

Blade Templates - Laravel 9.x - The PHP Framework For Web Artisans

Laravel v9から使用可能。

@disabled

Comments

php - Laravel - Blade comments , blade rendering causing page to crash - Stack Overflow

Bladeテンプレートファイル内でのコメントには注意が必要。

{{-- code --}} これが基本
PHPコード扱いでのコメントアウトも便利。
@php
/* */
@endphp
<?php /* */ ?>

Bladeの{{-- code --}}は内部の{{}}が変数展開として解釈される。内部に波括弧がある場合は、phpコード扱いでコメントアウトしたほうが安全。

PHP

Bladeテンプレート内でPHPのコードをそのまま記述する際には、専用の指令を使う。

@php
@endphp

これを使うと、「Laravelのbladeで変数を定義する – FUNBREW」にあるように、変数を定義してBlade内で使うことができる。変数の定義や空チェックなどを最初にできるので、シンプルになる。

@php
$newValue = $somethingValue;
if (empty($newValue)) {
    $newValue = 'Not Defined';
}
@endphp

<div>{{ $newValue }}</div>
Other
Bladeのレンダー結果の取得

場合によっては、componentにBladeの描画結果を埋め込みたいことがある。

view関数でViewインスタンス作成後に、render/renderContents/getContentsを呼ぶと描画後のHTML文字列を取得できる。

これを使う。{!! e($var) !!} のような感じでエスケープして埋め込む。

Database

Getting Started

Database: Getting Started - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

クエリービルダー

use Illuminate\Support\Facades\DB;

上記のクラスメソッドで生SQLを使える。

Running Raw SQL Queries

LaravelのクエリビルダでSQL文を直接実行(select,insert,update,delete,その他) #Laravel - Qiita

DB::select/insert/update/deleteなどよく使うCRUD操作はメソッドがある。そういうのとは関係なしに、SQLを直実行する場合DB::statementを使う。

DB::statement('drop table users');

なお、DB::statementは1文ずつしか実行できない。複数実行する場合、1文ごとにDB::statementを記載する。

Transaction

DB::transactionに処理の無名関数を指定してやると、DB処理が失敗したら自動的にロールバックする。

try {
$result = DB::transaction(function () use ($a, $b) {
    DB::table('users')->update(['votes' => 1]);
 
    DB::table('posts')->delete();
    return true;
});
} catch (Exception $e) {
    Log::error($e->getMessage());
    return;
}

2引数でデッドロック用のリトライ回数を指定できる。基本はいらない?

無名関数内でreturnすると、返せる。DB::transactionで失敗時の処理を個別にしたい場合、内部でthrowしてtry-catchをする。

Migrations

Database: Migrations - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

マイグレーションはデータベースのバージョン管理のようなもの。データベーススキーマを簡単に修正・共有を可能にする。

Generating Migrations

make:migrationコマンドでマイグレーションファイルを作れる。

php artisan make:migration create_users_table

CRUD_テーブル名_tableなどのような命名規則にしておくとわかりやすい。

実行すると、database/migrationsディレクトリーにマイグレーションファイルが生成される。

オプションで--create=テーブル名、--table=テーブル名がある。

現在のテーブルの状況などで、マイグレーションファイルのひな形が変わる。ある程度マイグレーション名から推測してくれるが、日本語などが入るときかなくなる。オプションを指定したほうが無難。

Migration Structure

コマンド実行で生成されたテンプレートには、upとdownメソッドが用意されている。ここにテーブルの更新と、巻戻の処理を記載する。

Running Migrations

以下のコマンドで用意済みのマイグレーションを実行する。

php artisan migrate
Command
  • migrate:rollback: マイグレーションをロールバックする。デフォルトだと最後の1回分。--step=Nで回数を指定できる。
  • migrate:reset: 全部ロールバックする。
  • migrate:refresh: rollback+migrate。
  • migrate:fresh: ロールバックではなく、テーブルを削除してから戻す。
既存DBの途中からの管理

今後の変更分だけ管理するということもできる。

なお、中途半端にLaravelのマイグレーションファイルがある場合、migrationsテーブルにデータを手動で登録しておくと、マイグレーション済みと認識できる。

作ってあげるデータは、id,migration, batchを持つデータで、idは1からインクリメント、migrationはマイグレーションのファイル名(.phpは除く)、batchを1(たぶんこれは何度マイグレーションを実行したかを保っておくもので状態を1つ戻すときに使われるのでは?)に設定すればよい。

id migration batch
1 2017_09_01_134421_create_prefectures_table 1
2 2017_09_01_134422_create_cities_table 1

SQLだと以下相当。

insert into migrations(migration, batch) values('2015_12_08_134409_create_tables_script',1);
insert into migrations(migration, batch) values('2015_12_08_134410_create_foreign',1);
insert into migrations(migration, batch) values('2015_12_08_134411_create_index',1);
SQLでのマイグレーション

database - Laravel migration - is it possible to use SQL instead of schema commands to create tables and fields etc? - Stack Overflow

upメソッドにDB::updateなどで生のSQLをそのまま書けばOK。

class AddColumnsToUsersTable extends Migration
{
    /**
     * Run the migrations.
     *
     * @return void
     */
    public function up()
    {
        Schema::table('users', function (Blueprint $table) {
            $table->string('name');
            $table->string('age');
            $table->timestamps();
        });

        DB::update('update users set age = 30 where name = ?', ['John']);
    }
}

downメソッドにはDropIfExistsで削除すればOK。

Seeding

Database: Seeding - Laravel 5.8 - The PHP Framework For Web Artisans

マイグレーションで用意したDBのデフォルトデータの用意の話。

デフォルトデータをシードと呼んでおり、シードを用意する機能をシーディングと呼んでいる。

シードを作成するためのスクリプト (シーダー) ファイルを生成して、記述して実行する流れ。

Writing Seeders

以下のコマンドでシーダーを作成する。

php artisan make:seeder UsersTableSeeder

database/seedsにファイルが作成される。

中身はrunメソッドがあるだけ。run内でinsertするだけ。

Running Seeders

シーダーを用意したらコマンドを実行して作成する。

php artisan db:seed

--classでシーダー名を指定もできる。

Error

Using Docker I get the error: "SQLSTATE[HY000] [2002] No such file or directory"

php - Using Docker I get the error: "SQLSTATE[HY000 [2002] No such file or directory" - Stack Overflow]

PHPのPDOをDockerコンテナ内で使おうとしたところ、"No such file or directory" エラーが発生した話 #docker-compose - Qiita

dockerで.envのDB_HOSTの指定間違い。dockerのservice名をホスト名に指定する必要がある。

local.ERROR: could not find driver
[2024-07-02 15:35:42] local.ERROR: could not find driver (SQL: select * from `sessions` where `id` = 0cDH7URcrsFzC7hPYlbAQcezNVjdDM16OJh1aCSZ limit 1) {"exception":"[object] (Illuminate\\Database\\QueryException(code: 0): could not find driver (SQL: select * from `sessions` where `id` = 0cDH7URcrsFzC7hPYlbAQcezNVjdDM16OJh1aCSZ limit 1) at /var/www/vendor/laravel/framework/src/Illuminate/Database/Connection.php:664, Doctrine\\DBAL\\Driver\\PDO\\Exception(code: 0): could not find driver at /var/www/vendor/doctrine/dbal/lib/Doctrine/DBAL/Driver/PDO/Exception.php:18, PDOException(code: 0): could not find driver at /var/www/vendor/doctrine/dbal/lib/Doctrine/DBAL/Driver/PDOConnection.php:40)

このエラーはphpのモジュール不足。LaravelはPDOを使う。mysqliではなく。

RUN docker-php-ext-install pdo_mysql

これが必要。

Testing

Database Testing

シーダーでデータの自動登録方法を整理した。ただ、たくさんデータを登録してチェックする場合、ダミーデータを自動生成したい。Factoryというのでダミーデータを作成できる。

Generating Factories
php artisan make:factory PostFactory

database/factoriesに生成される。

--modelオプションで使用するモデル (テーブル名) を指定しておくと、テンプレートも作成してくれる。

Other

Facade

【Laravel】ファサードとは?何が便利か?どういう仕組みか? #初心者 - Qiita

インスタンスメソッドをstaticメソッドのように使うための仕組み。ややこしいだけなのでいらないかなと思う。

Controllerの共通処理

例えば、/city/nycで都市都市の一覧表示。/city/nyc/streetで該当都市の通りの一覧表示。こういうタイプの処理を都市ごとに実装するというようなことがよくある。

ただし、表示処理は共通処理があったりする。

この共通処理をどうまとめて実装するか?いくつか方法がある。

  • 親Controller
  • ファサード/トレイト (関数クラス)/サービスクラス
  • middleware
  • モデルに共通処理を定義して呼び出し。
  • validation/FormRequest

Controllerの前後に挟み込む感じならmiddleware、Controllerの処理の中でやりたいなら親Controllerか、ファサード/トレイト/サービスクラス、DB周りならModel?

基本はmiddlewareの模様。ビジネスロジックになるなら、サービスクラスを使うのがいい。

Coding Style Guide

PSR-2/4に準拠。

ローカル変数名やプロパティーの記法の指定がない。

Laravel本体のソースコードを見るとcamelCaseになっているのでこれに合わせる。

Bladeファイル名 [Laravel naming convention for blade files - Stack Overflow]

チェインケースかcamelCaseを推奨。特に決まってはいない。

framework/src/Illuminate/Foundation/resources/exceptions/renderer/components/theme-switcher.blade.php at 1a1a61068bc3c5594376a559e424ae09ec3fe64a · laravel/framework」にあるように、Laravel本体はチェインケースなので、チェインケースがよいだろう。

CakePHP

Basic

Structure

  • bin: cakeコマンド類。
  • config: CakePHPの全体設定にかかるファイル群。
  • logs
  • plugins
  • src
  • tests
  • tmp
  • vendor
  • webroot: アプリケーションルート。
Convention

Ref: CakePHP の規約 - 3.10.

テーブル名は小文字、複数形、アンダーバー区切り。

Routing

Ref: ルーティング - 3.10.

config/routes.phpでルーティングの基本が設定される。ここのコードで、後述のMVCがある程度自動設定されている。

ほかに、アプリケーショントップの/アクセス時の処理を行う、重要な設定もここで行う。/はMVCの命名規則になっていないので、ここは手動設定?的なことが必要になる。基本はここがLoginになる。

Router::scopeとRouter::connectを使って処理する。

scopeはルーティングのグループ化。connectで個別に紐づける。

Router::scope('/blog', ['plugin' => 'Blog'], function ($routes) {
    $routes->connect('/', ['controller' => 'Articles']);
});

例えば、上記は/blogへのアクセスをArticlesController.index()に紐づける。

connectの第二引数にいろいろパラメーターを指定できて、actionのメソッドを指定できたりする。

Controller

AppControllerを継承して定義する。indexメソッドを最低限実装しておく。

XXXControllerのXXXの小文字部分がURLになっていて、これでアクセスするとindexが発動する。

メソッド名が、パスになっていて、それで表示される。このパスメソッドを一般的にacitonと呼んでいる。

$this->request

リクエストに関する情報が入っている。PHPの$_FILESとか$_POSTなどを使わなくも、これを使えばよくなる。

2次元配列にもなっているが、1次元配列部分はプロパティーとしてもアクセスできる。

  • params: 送信されたすべてが入っている。
  • data: POSTのボディー。
  • query: URLクエリー。
  • url
  • base
  • webroot
  • here:

特にdataをよく使うだろう。

Component

Ref: コンポーネント - 3.10.

コントローラー間で共有されるロジックのパッケージ。認証など処理を共通化できる。

$this->loadComponent('コンポーネント');

これでコンポーネントを読み込めて、以降は$this->コンポーネントでインスタンスにアクセスできる。

View

Ref: ビュー - 3.10.

Controllerで表示もできるものの、Viewで表示部分をメインにすることもできる。

Viewはビューテンプレートとレイアウトで大きく構成される。

テンプレートは実際のページ表示用。レイアウトは、テンプレートを含み、ヘッダー、フッターなどをまとめている。

レイアウトを用意して、その中にビューテンプレートを埋め込んで表示するイメージ。これにより、ページ全体でレイアウトを統一しやすくなる。

テンプレートファイルのデフォルトの拡張子は.ctp (CakePHP Templateの略)。

Template

src/TemplateがViewテンプレート。ここにコントローラー名に対応したディレクトリーを作って、そこにViewテンプレートを作成する。

例えば、src/Template/Helloにindex.ctpを用意する。

Controller側で、public $autoRender = true;があると、テンプレートを使う。命名規則で自動的に。

そして、$this->viewBuilder()->autoLayout(false) でレイアウトの使用可否を設定する。

index.ctpはテンプレートなので、ここにPHPコードを記入してもOK。

テンプレート内では変数が使える。この変数は、コントローラーで$this->setで設定されたものになる。

基本的には以下のようなphpコードで埋め込む。

<?php echo $variable; ?>
<?= $variable ?>
Layout

デフォルトで使用するレイアウトは、src/Template/Layout/default.ctpにある。

ここにファイルを追加することが、レイアウトの作成になる。

レイアウト内で、テンプレートを表示する関数類がある。

  • $this->fetch('content'): ビューテンプレート

Controller側では、$this->viewBuilder()->layout('Hello');でレイアウトを指定できる。

Element

レイアウトよりも小さいパーツ。ボタンなど、流用するようなものをElementとして用意できる。

$this->element(エレメント名, [キー=>値,...])で表示できる。

src/Template/Element内に作成する。エレメント名.ctpで作成する。キー=>値の関係で、パラメーターを渡せる。

Controllerのaction内でsetで、layout内で使用する変数を指定できる。これで、layout-element間で変数を渡せる。

Model

DBを処理する部分。

具体的には、テーブルクラス (テーブルへのアクセス処理) とエンティティークラス (テーブルから取り出した1行分のデータのための列の表現) で実現する。

CakePHP内では、モデル名Table/モデル名でそれぞれ命名する。テーブルクラスは複数形、エンティティークラスは単数形で扱う。テーブル自体も複数形。

CakePHPでDBにアクセスする際には、まず設定ファイルにDBの情報を用意する。Config/app.phpのDatasourcesのdefaultに入力する。

モデル自体は、src/Model内に配置する。EntityとTableディレクトリーでそれぞれ用意する。

継承するだけで、基本的な動作は機能する。

Controllerから、これらのモデルにアクセスする。

DBへのアクセスにはORMのQueryBuilderとSQLベースのConnectionManagerがある。

ConnectionManager

Ref: データベースの基本 - 3.10.

SQLをそのまま発行するタイプのクラス。

$conn = ConnectionManager::get('設定名');
$statement = $conn->execute('SQL');
$statement->fetchAll('num' | 'assoc');

ConnectionManagerからConnectionインスタンスを取得し、DBオブジェクトとして扱う。

executeでステートメントを取得し、statementのメソッド呼び出しのタイミングでSQLが実行される。

実行結果は配列。numを指定すると、キーが数字、assocだと項目名 (カラム名) がキーになる。基本はassocを指定するとよい模様。

TableRegistry

Ref: Saving Data - 3.10.

use Cake\ORM\TableRegistry;

// Prior to 3.6 use TableRegistry::get('Articles')
$articlesTable = TableRegistry::getTableLocator()->get('Articles');
$article = $articlesTable->get(12); // Return article with id 12

$article->title = 'CakePHP is THE best PHP framework!';
$articlesTable->save($article);

組み込まれていないテーブルはgetで取得する必要がある。

Basic
Query logging

Ref: Database Basics - 3.10.

// クエリーログを有効
$conn->logQueries(true);

// クエリーログを停止
$conn->logQueries(false);

CakePHPのクエリービルダーの実際のSQLを確認できる。

[cakephp Queryオブジェクトから実行したSQL生成 #MySQL - Qiita]」にあるように、他に、sql()やgetValueBinder()->bindings();でも取得できる。

        $this->log($this->MBase->findMBase($options)->sql());
データの取り出しと結果セット

Ref: データの取り出しと結果セット - 3.10.

hydrate(false)でfindなどした際の結果を、オブジェクトではなく配列にできる。

Migration

Ref:

PHPファイルでDBのスキーマ変更を行うための仕組み。VCSでDB設定を管理でき、コマンドでDBの設定などを行える利点がある。

CakePHPでは、Phinxをマイグレーションに使っており、コマンド類はPhinxのラッパーになっている。細かいことはPhinxにあたる必要がある。

config/Migrationsディレクトリーに、マイグレーションファイルを配置し、以下のmigrationsコマンドの実行でDBにテーブルを作成できる。

bin/cake migrations migrate
bin/cake migrations rollback

戻す場合はrollback。

マイグレーションファイルは、config/Migrationディレクトリーで、YYYYmmddHHMMSS_MigrationName.phpというように、作成日を入れて用意する。

自分で手作業でマイグレーションファイルを作成できるが、bakeコマンドでひな形を用意できる。これを使ったほうがおそらくいい。

マイグレーションファイル
Valid Column Types

Phinx で一般的に利用可能なフィールドの型は次の通り:

  • string
  • text
  • integer
  • biginteger
  • float
  • decimal
  • datetime
  • timestamp
  • time
  • date
  • binary
  • boolean
  • uuid

このほかに、以下も可能。

In addition, the MySQL adapter supports enum, set, blob, tinyblob, mediumblob, longblob, bit and json column types (json in MySQL 5.7 and above). When providing a limit value and using binary, varbinary or blob and its subtypes, the retained column type will be based on required length (see Limit Option and MySQL for details);

In addition, the Postgres adapter supports interval, json, jsonb, uuid, cidr, inet and macaddr column types (PostgreSQL 9.3 and above).

既存のテーブルにカラムを追加

以下のコマンドでカラム追加を含むコードを作成できる。

bin/cake bake migration AddPriceToProducts price:decimal
<?php
use Migrations\AbstractMigration;

class AddPriceToProducts extends AbstractMigration
{
    public function change()
    {
        $table = $this->table('products');
        $table->addColumn('price', 'decimal')
              ->update();
    }
}

addColumnの3引数にいろいろパラメーターを指定できる。

    public function change()
    {
        $table = $this->table('m_grade');
        $table->addColumn('image_data', 'blob', [
            'default' => null,
            'limit' => Phinx\Db\Adapter\MysqlAdapter::BLOB_MEDIUM,
            'null' => true,
            'after' => 'image_path',
        ]);
        $table->update();
    }

afterで直前の列を指定できる。

Blobの対応

CakePHP自体は、MySQLのblobには直接は対応していない。binaryでひな形を作って、手動でlimitを変更する。

列の更新

Updating columns name and using Table objects

If you use a CakePHP ORM Table object to manipulate values from your database along with renaming or removing a column, make sure you create a new instance of your Table object after the update() call. The Table object registry is cleared after an update() call in order to refresh the schema that is reflected and stored in the Table object upon instantiation.

https://book.cakephp.org/migrations/3/en/#updating-columns-name-and-using-table-objects

updateした後に、CakePHPのORMを使う模様。
         // Update exisiting column default row data from path.
        $mbaseTable = TableRegistry::get('m_base');
        foreach($mbaseTable->find() as $row) {
            $file_path = WWW_ROOT . $row->LOGO_PATH;
            if (is_readable($file_path)) {
                $raw_data = file_get_contents($file_path);
                if ($raw_data) {
                    $row->LOGO_DATA = $raw_data;
                    $mbaseTable->save($row);
                }
            }
        }

こういうイメージ。

Debug

Ref:

CakePHP関係のクラスであればlogメソッドがある。

他に、Cake\Log\Log::write()のstaticメソッドもある。

Log::debug('text')などで使う。

  • pr: print_r+pre
  • debug:
  • dd: debug+die

Log::debug()を使うと、logs/debug.logに出力される。

Topic

Pagination

コントローラーのpublic $paginateプロパティーに、ページネーションの設定を記載する。

その後、$this->paginate(テーブル)で自動的にページネーションされたデータを取得できる。

Test

Ref: テスト - 3.10.

CakePHPはPHPUnitでのテストに対応している。

まずDBをテスト用に置換する。config/app.phpのDatasourcesにtestを追加しておく。

bakeコマンドの中で、fixtureとtestが関係するコマンド。

まずfixtureでテストデータを作成する。

cake bake fixture <model>

modelでMVCの一単位を指定する。

続いて以下のコマンド群でMVCのテストファイルを作成。

cake bake test controller <Controller>
cake bake test entiity <Entity>
cake bake test table <Table>

testsディレクトリー内の以下に生成される。

  • Fixture: テーブル名Fixture.php
  • TestCase: クラス名Test.php

Test.php内で、以下のコードで該当Fixtureを自動読み込みする。

public $fixtures ['app.テーブル名'];

TestCaseクラスがCakePHP特有で、これでうまくやっている模様。

namespace App\Test\TestCase\Model\Table;

use App\Model\Table\ArticlesTable;
use Cake\ORM\TableRegistry;
use Cake\TestSuite\TestCase;

class ArticlesTableTest extends TestCase
{
    public $fixtures = ['app.Articles'];

    public function setUp()
    {
        parent::setUp();
        $this->Articles = TableRegistry::getTableLocator()->get('Articles');
    }

    public function testFindPublished()
    {
        $query = $this->Articles->find('published');
        $this->assertInstanceOf('Cake\ORM\Query', $query);
        $result = $query->enableHydration(false)->toArray();
        $expected = [
            ['id' => 1, 'title' => 'First Article'],
            ['id' => 2, 'title' => 'Second Article'],
            ['id' => 3, 'title' => 'Third Article']
        ];

        $this->assertEquals($expected, $result);
    }
}

そして、setUp内で、まずはテーブルをメンバー変数に格納して、それを参照する形。

Error

PHP message: PHP Warning: file_put_contents(/var/www/html/logs/error.log) [<a href='http://php.net/function.file-put-contents'>function.file-put-contents</a>]: failed to open stream: Permission denied in /var/www/html/vendor/cakephp/cakephp/src/Log/Engine/FileLog.php on line 133

起動してトップ画面を開くと、logs/error.logに以下のエラー。

2024/04/04 07:27:48 [error] 30#30: *1 FastCGI sent in stderr: "PHP message: PHP Warning:  file_put_contents(/var/www/html/logs/error.log) [<a href='http://php.net/function.file-put-contents'>function.file-put-contents</a>]: failed to open stream: Permission denied in /var/www/html/vendor/cakephp/cakephp/src/Log/Engine/FileLog.php on line 133
PHP message: PHP Warning:  file_put_contents(/var/www/html/logs/error.log) [<a href='http://php.net/function.file-put-contents'>function.file-put-contents</a>]: failed to open stream: Permission denied in /var/www/html/vendor/cakephp/cakephp/src/Log/Engine/FileLog.php on line 133

パーミッションの設定がDockerに不足している?

CakePHP Error Warning: file_put_contents(/var/www/html/logs/error.log) #PHP - Qiita」にあるように、

docker exec -ti php_jaccs_auto bashでchmod a+w ./logs/*相当を実行すると解決した。ただし、事前にWindowsのExplorerで書き込みを許可しておく必要がある。git bashのchmodはWindowsには機能しない。

Warning: Warning (512): SplFileInfo::openFile(/var/www/html/tmp/cache/persistent/myapp_cake_core_translations_cake_en__u_s) [<a href='http://php.net/splfileinfo.openfile'>splfileinfo.openfile</a>]: failed to open stream: Permission denied in [/var/www/html/vendor/cakephp/cakephp/src/Cache/Engine/FileEngine.php, line 398]

Ref: CakePHP3でWarning Error: SplFileInfo::openFile()エラーが発生した場合の対処方法 | エス技研.

app.phpにmask=>0666を追加する。既存のキャッシュファイルは削除しておく。

dockerのアクセス権www-dataの問題の気がする。