「Ruby」の版間の差分

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(Install)
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ruby-buildプラグインとセットで使って、任意のバージョンのrubyをインストールして、該当するモジュール類をインストールできる。
ruby-buildプラグインとセットで使って、任意のバージョンのrubyをインストールして、該当するモジュール類をインストールできる。
# list latest stable versions:
# list latest stable versions:
rbenv install -l
rbenv install -l
# list all local versions:
rbenv install -L
# list all installed Ruby versions
rbenv versions
rbenv version # current version
# install a Ruby version:
rbenv install 3.1.2
rbenv local 3.1.2    # set the Ruby version for this directory
# uninstall
rbenv uninstall <version>
rbenv installで指定したバージョンをインストールして、rbenvで現在ディレクトリーのrubyのバージョンを変更する。


rbenv localは.ruby-versionにバージョン番号を出力するだけで、rbenvはこのファイルのバージョンを見ている。


# list all local versions:
そのほかのコマンド。
rbenv install -L


exec


# list all installed Ruby versions
rbenv exec gem installのように使う。rbenvで適用済みのrubyの該当コマンドを使うらしい。
rbenv versions


rbenv version # current version
=== ruby-build ===


# install a Ruby version:
==== About ====
rbenv install 3.1.2
[https://github.com/rbenv/ruby-build rbenv/ruby-build: A tool to download, compile, and install Ruby on Unix-like systems.]


rbenv local 3.1.2    # set the Ruby version for this directory
[https://ruby.studio-kingdom.com/rbenv/ruby_build/ ruby-build | rbenv日本語リファレンス | Ruby STUDIO]


# uninstall
rubyをソースコードからビルドするためのツール。rbenvのプラグインとして利用可能。
rbenv uninstall <version>
rbenv installで指定したバージョンをインストールして、rbenvで現在ディレクトリーのrubyのバージョンを変更する。


rbenv localは.ruby-versionにバージョン番号を出力するだけで、rbenvはこのファイルのバージョンを見ている。
基本はrbenvのプラグインとして使うが、単独版もある。プラグインとして使う場合は、rbenv installのinstallのサブコマンドがruby-buildのこと。


そのほかのコマンド。
RUBY_CONFIGURE_OPTS 環境変数。rubyのビルド時の./configureに指定するオプション。


exec
rbenv install --versionでruby-build自体のバージョン表示になる。


rbenv exec gem installのように使う。rbenvで適用済みのrubyの該当コマンドを使う。
-vでビルド時のログが出る。


==== ruby-build ====
==== Install ====
[https://github.com/rbenv/ruby-build rbenv/ruby-build: A tool to download, compile, and install Ruby on Unix-like systems.]
[https://github.com/rbenv/ruby-build rbenv/ruby-build: A tool to download, compile, and install Ruby on Unix-like systems.]


[https://ruby.studio-kingdom.com/rbenv/ruby_build/ ruby-build | rbenv日本語リファレンス | Ruby STUDIO]
rbenvのプラグインとして使う場合、以下のコマンドでインストールする。
git clone <nowiki>https://github.com/rbenv/ruby-build.git</nowiki> "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build
 
==== rbenv installの仕組み ====
[https://chopschips.net/blog/2014/06/15/rbenv/ ruby 実行環境の構築 - rbenvの使い方とその仕組み | 割り箸ポテチ]
 
ビルド定義ファイル (build definition file) があり、それに基づいてruby-buildは必要なファイルをダウンロードしてビルドする。
 
以下のディレクトリーな度に格納されている。
~/.rbenv/plugins/ruby-build/share/ruby-build/
/usr/share/ruby-build/1.9.3-p551
1.8.6-p383のようなバージョン番号のファイル名で格納されている。
 
ビルド定義ファイルの中身は以下のような感じ。


rubyをソースコードからビルドするためのツール。rbenvのプラグインとして利用可能。
https://github.com/rbenv/ruby-build/blob/master/share/ruby-build/3.3.6
install_package "openssl-3.0.15" "<nowiki>https://github.com/openssl/openssl/releases/download/openssl-3.0.15/openssl-3.0.15.tar.gz#23c666d0edf20f14249b3d8f0368acaee9ab585b09e1de82107c66e1f3ec9533</nowiki>" openssl --if needs_openssl:1.0.2-3.x.x
install_package "ruby-3.3.6" "<nowiki>https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/3.3/ruby-3.3.6.tar.gz#8dc48fffaf270f86f1019053f28e51e4da4cce32a36760a0603a9aee67d7fd8d</nowiki>" enable_shared standard
rubyとopensslのtgzのURLとハッシュの記載となっている。


RUBY_CONFIGURE_OPTS 環境変数。rubyのビルド時の./configureに指定するオプション。
openssl --if needs_openssl:1.0.2-3.x.xとなっているように、OSに該当バージョンがなくて、必要な場合に自動インストールするようになっている ([https://techracho.bpsinc.jp/hachi8833/2023_04_07/128506#rbenv-openssl M1 MacでRuby 2.4〜3.2をrbenvでビルドする最小限のセットアップを全部調べた|TechRacho by BPS株式会社])。


基本はrbenvのプラグインとして使うが、単独版もある。プラグインとして使う場合は、rbenv installのinstallのサブコマンドがruby-buildのこと。
なお、このビルド定義ファイルは、2022-07-10に大幅な変更があった ([https://github.com/rbenv/ruby-build/commit/fb0e82c6473021fafa0736343ddf8766ea92d2fc Install openssl 1 when openssl is 3 · rbenv/ruby-build@fb0e82c])。


rbenv install --versionでruby-build自体のバージョン表示になる。
それまで、opensslのインストールはmacくらいだったが、OSの標準opensslが3になってきたので、mac以外もインストールするようになった。


-vでビルド時のログが出る。
これがあるので、aptなどのOSのruby-buildではなく、最新のruby-buildをインストールした方がいい。
[[Category:IT]]
[[Category:IT]]

2024年12月19日 (木) 17:57時点における版

tool

rbenv

rbenv/rbenv: Manage your app's Ruby environment

rubyのnpm相当。

ruby-buildプラグインとセットで使って、任意のバージョンのrubyをインストールして、該当するモジュール類をインストールできる。

# list latest stable versions:
rbenv install -l

# list all local versions:
rbenv install -L

# list all installed Ruby versions
rbenv versions
rbenv version # current version

# install a Ruby version:
rbenv install 3.1.2
rbenv local 3.1.2    # set the Ruby version for this directory

# uninstall
rbenv uninstall <version>

rbenv installで指定したバージョンをインストールして、rbenvで現在ディレクトリーのrubyのバージョンを変更する。

rbenv localは.ruby-versionにバージョン番号を出力するだけで、rbenvはこのファイルのバージョンを見ている。

そのほかのコマンド。

exec

rbenv exec gem installのように使う。rbenvで適用済みのrubyの該当コマンドを使うらしい。

ruby-build

About

rbenv/ruby-build: A tool to download, compile, and install Ruby on Unix-like systems.

ruby-build | rbenv日本語リファレンス | Ruby STUDIO

rubyをソースコードからビルドするためのツール。rbenvのプラグインとして利用可能。

基本はrbenvのプラグインとして使うが、単独版もある。プラグインとして使う場合は、rbenv installのinstallのサブコマンドがruby-buildのこと。

RUBY_CONFIGURE_OPTS 環境変数。rubyのビルド時の./configureに指定するオプション。

rbenv install --versionでruby-build自体のバージョン表示になる。

-vでビルド時のログが出る。

Install

rbenv/ruby-build: A tool to download, compile, and install Ruby on Unix-like systems.

rbenvのプラグインとして使う場合、以下のコマンドでインストールする。

git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build

rbenv installの仕組み

ruby 実行環境の構築 - rbenvの使い方とその仕組み | 割り箸ポテチ

ビルド定義ファイル (build definition file) があり、それに基づいてruby-buildは必要なファイルをダウンロードしてビルドする。

以下のディレクトリーな度に格納されている。

~/.rbenv/plugins/ruby-build/share/ruby-build/
/usr/share/ruby-build/1.9.3-p551

1.8.6-p383のようなバージョン番号のファイル名で格納されている。

ビルド定義ファイルの中身は以下のような感じ。

https://github.com/rbenv/ruby-build/blob/master/share/ruby-build/3.3.6

install_package "openssl-3.0.15" "https://github.com/openssl/openssl/releases/download/openssl-3.0.15/openssl-3.0.15.tar.gz#23c666d0edf20f14249b3d8f0368acaee9ab585b09e1de82107c66e1f3ec9533" openssl --if needs_openssl:1.0.2-3.x.x
install_package "ruby-3.3.6" "https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/3.3/ruby-3.3.6.tar.gz#8dc48fffaf270f86f1019053f28e51e4da4cce32a36760a0603a9aee67d7fd8d" enable_shared standard

rubyとopensslのtgzのURLとハッシュの記載となっている。

openssl --if needs_openssl:1.0.2-3.x.xとなっているように、OSに該当バージョンがなくて、必要な場合に自動インストールするようになっている (M1 MacでRuby 2.4〜3.2をrbenvでビルドする最小限のセットアップを全部調べた|TechRacho by BPS株式会社)。

なお、このビルド定義ファイルは、2022-07-10に大幅な変更があった (Install openssl 1 when openssl is 3 · rbenv/ruby-build@fb0e82c)。

それまで、opensslのインストールはmacくらいだったが、OSの標準opensslが3になってきたので、mac以外もインストールするようになった。

これがあるので、aptなどのOSのruby-buildではなく、最新のruby-buildをインストールした方がいい。